子ども子育て会議。

今日は午後から。石巻市子ども・子育て会議に委員として出席。現在の子ども・子育て計画（第1期石巻市子ども未来プラン）がH31年度までのため、第2期策定のための委員として委嘱していただきました。5年間分の子ども・子育て施策のベースになる計画だけに、この計画づくりが勝負と意気込んでの参加。今年度、石巻市では内閣府交付金を活用して「子どもの生活実態調査」を実施するため、今日の会議では「子どもの貧困」について、大変僭越ながら講義をさせていただきました。終了後は、決算作業で佳境を迎える税理士さんとの会議に少しだけ顔を出し、仙台へ。NPO法人アスイクさん事務所にお邪魔し、ユースソーシャルワークみやぎの今年度運営について、共催団体であるベネッセこども基金さんも交えた会議。今年度も引き続き、困難を抱える子ども・若者支援者の育成に、ネットワークで取り組んでいく。その後、石巻にとんぼ帰りで、昨晩発覚した高校生の緊急ケースの対応に。事務所に戻ると、夜22時。チューターのみんなが振り返りの真っ最中。お疲れさまでした。

一番しんどい状況にいる子どもたちの顔を思い浮かべられなければ、「すべての子ども」に届く施策はつくれない。どれだけ、子どもたちと対話し、お互いの意見をかわし、を現場で泥臭く積み重ねられるか、その積み重ねの中で浮かぶ顔がきっとたくさん増えてくる。市全域で調査を行うということは、「みんなの声、市政に絶対に活かすからね」とメッセージを伝えることと同義だと思います。むしろ、調査はキックオフであって、メッセージを伝えた以上、子どもたちの声と対話をする仕組み、機会をどのようにデザインできるのかが、問われてくるんだと思います。出席の委員のみなさん、お疲れさまでした。