ユニバーサル。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン主催の「子どもの貧困対策に関するシンポジウム」に参加。宮城県、石巻市の各担当課の他、首都大学東京の阿部彩さんから全国で取り組まれている内閣府交付金に基づく実態調査の報告。すべての子どもたちにとって必要なユニバーサルな施策があってこそ、ターゲット型の施策は成り立つ(むしろ、意味がないくらい)。一方で、あるソーシャルワーカーの「一番しんどい人が切り捨てられる社会は、みんなが見捨てられる社会」という言葉を噛み締めながら、本当にユニバーサル型施策は、「すべて」の子どもにとっての「ユニバーサル」なのかは常に問わなければいけない。どれだけ顔を思い浮かべることができるのかが、重要。