「子どもの声を、届ける」・・・と言った時に、浮かべている子どもの顔が誰なのか。子どもであろうと、おとなであろうと、一人ひとりが異なる人である前提の中で、普遍的な施策を考えていくことの難しさ。「子どもの貧困」「不登校」「ひきこもり」・・・色んなテーマでの講演をする機会をいただく中で、一括りのテーマで伝えることで、埋没してしまう一人ひとりの顔が浮かぶ。「子どもの貧困」という人がいるわけではなく、そこには○○がいるだけだということを、全体的な目の中でも忘れてはいけないんだと思う。(もちろん、私たちが関わる○○も、その1人だ。)